文化を生む場所-ライブハウス-
音楽を聴くとき、みなさんはどうやって聴きますか?
同世代の人たちだと、好きなアーティストの曲をYoutubeで探したりSpotifyやApplemusicで探したり…そうして通学中やスキマ時間に聴いている人が多いと思います。特に好きなアーティストがいたらCDを買ったりライブに行ったり。メジャーデビューしていたりすると、ドームやスタジアムに出向いたり。一度で二度三度もおいしい!と狙って少しお出かけしてフェスに行く、そんな人も僕の周りには多い気がします。1人で行くことよりは仲の良い人たちや恋人と行くことのほうが多いのかなあ。
まだまだあると思いますが、ここで話しただけでも、音楽に触れる形態がたくさん出てきました。広く捉えてみるとこれは、ひとりひとりが余暇を楽しんでいる、と括ることができます。そういう個人の行動を空から見てみると、ある街でなんか勝手に人々が電車でイヤホンつけたり大量に人が建物の中に吸い込まれていく…これを音楽の消費者の行動と捉えると、ずいぶん大きな社会の動きとも言えそうです。
我々が普段聴いているその音楽はどうつくられ、どう情報が行き渡り、我々の耳まで運ばれてきたのか。非常に多くの人が関わる、れっきとした産業であります。
もはや生活にあって当たり前の音楽、それが支えられ変化してきた歴史を紐解いていきます。
(そして2020年の今この話題についてまとめ議論する上で、新型コロナの影響を無視することはできそうにありません。どうしてもコロナの前と後でライブハウス自体のあり方が変わってしまう可能性が現在あります。あまり意識して書きたくはないのですが、結果としてなにかヒントになることがこのなかにあればそれはそれで嬉しいことです。)